2021.10.08
100年目の朝
1921年10月に創業したカネコ小兵製陶所は
2021年10月で満100歳となりました。
記念すべきアニバーサリー・イヤーの始まりです。
これまで小兵を支えてくださった皆様、応援してくださった皆様に
なんとかして感謝の気持ちを伝えたいと思っております。
昨年春からのコロナ禍にあって、いろんな制約もあり、
どんな風にこの気持を表現したらいいものかと試行錯誤しております。
そんな中、小兵の心優しいスタッフから素敵なサプライズを受けました。
それは10月1日の朝礼で社長が100周年の挨拶をしたその直後
スタッフから社長に、そして私にまで温かいお祝いの言葉と豪華な花束をいただきました。
ずっと自分たちがしてあげる事ばかり考えていたので
まさか、こんなサプライズを受けるとは全く思っておらず、本当にびっくりしました。
社長はともかく、私にまで・・・思わず涙が
大したこともできない私ですが、3代目の妻としてこの場に居合わせることができたことに感謝です。
無我夢中で一生懸命やってきてよかったなと心から思いました。
そして、この素晴らしいスタッフに恵まれたことに感謝いたします。
「小兵は人で持つ」これに尽きると思います。
手前味噌で申し訳ございませんが、
こんな素晴らしい集団だということをどうしてもお伝えしたかったので。
そしてこの節目は、3代目と4代目が一緒に迎えるとても大きな節目です。
初代から3代目の存在があるからこそ100年続いて来れました。
4代目が継いでくれたからこそ次の100年を見据えることができます。
これから始まる世代交代をどうぞあたたかく見守っていただきたいと思います。
伊藤久子