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四代目の嫁・修行中5

突然涼しくなってきましたね。
皆さまお変わりありませんでしょうか。
嫁・真美は5歳長女に移された風邪がやっと治ってきました。
子どもから移ると大人の方が重症になる現象なんなんですかね。。

さて、前回からだいぶ間が空きましたが、
もう施釉にも慣れ、筆での加飾を任せてもらえるようになりました!!

筆での加飾は、施釉ラインのお仕事の最初の部分ですね。
(筆の加飾→釉薬を塗る→ハマ剥がし→棚に載せる、までが一連の流れなのです)

素焼き(すやき)の素地(きじ)に筆で線を入れて
釉薬では表しきれない風合いを足してあげます。

リンカシリーズもこの加飾をしているので
縁や花弁に風合いがありますよね。

リンカ風合い
↑縁のちょっと茶色っぽくなっている部分ですね。
うつわの印象を左右する大切な部分です。

 

筆に専用の液をつけて塗ります。

↑「私が塗ってるところ撮って!!」と仕事中の四代目を引っ張ってきて撮ってもらいました(笑)

先輩たちは1枚10秒くらいでスッスッスッと塗るのですが(カッコいい!)
私は「ずれないように…」「縁に塗り忘れがないように…」と
3倍くらいの時間がかかります。

でも釉薬を塗る作業と違って
落として割る心配もないですし
速度に気をつけなきゃいけないこともないので
(施釉は、遅く塗ると釉薬がつきすぎちゃうので速度が大事なんです)

気分的には少しラク、というか緊張せずにリラックスしてできています。

昔書道をやっていて、筆というもの自体がとても好きなので
楽しい…!!

色んな形状を少しずつ覚えていっています。

四代目の嫁・真美