2021.11.01
四代目の嫁・修行中5
突然涼しくなってきましたね。
皆さまお変わりありませんでしょうか。
嫁・真美は5歳長女に移された風邪がやっと治ってきました。
子どもから移ると大人の方が重症になる現象なんなんですかね。。
さて、前回からだいぶ間が空きましたが、
もう施釉にも慣れ、筆での加飾を任せてもらえるようになりました!!
筆での加飾は、施釉ラインのお仕事の最初の部分ですね。
(筆の加飾→釉薬を塗る→ハマ剥がし→棚に載せる、までが一連の流れなのです)
素焼き(すやき)の素地(きじ)に筆で線を入れて
釉薬では表しきれない風合いを足してあげます。
リンカシリーズもこの加飾をしているので
縁や花弁に風合いがありますよね。
↑縁のちょっと茶色っぽくなっている部分ですね。
うつわの印象を左右する大切な部分です。
筆に専用の液をつけて塗ります。
↑「私が塗ってるところ撮って!!」と仕事中の四代目を引っ張ってきて撮ってもらいました(笑)
先輩たちは1枚10秒くらいでスッスッスッと塗るのですが(カッコいい!)
私は「ずれないように…」「縁に塗り忘れがないように…」と
3倍くらいの時間がかかります。
でも釉薬を塗る作業と違って
落として割る心配もないですし
速度に気をつけなきゃいけないこともないので
(施釉は、遅く塗ると釉薬がつきすぎちゃうので速度が大事なんです)
気分的には少しラク、というか緊張せずにリラックスしてできています。
昔書道をやっていて、筆というもの自体がとても好きなので
楽しい…!!
色んな形状を少しずつ覚えていっています。
四代目の嫁・真美