美濃焼きの産地ここ下石町の「味ご飯」

ご存知ですか？濃いめの味付けで鶏肉

ごぼう、干ししいたけなどを煮て

炊き上がった直後にご飯と混ぜ合わせる

いわゆる混ぜご飯です。

むかし薪をくべながら窯を焼いている時は

ゆっくり食事を取る暇がないので

この味ご飯がおかずいらずで重宝であり、

ご馳走でもあったようです。

昔からこの辺ではなぜか炊き込みではなく

混ぜご飯（味ご飯）だったようですがその理由は

よくわかりません。

義母に聞くと初めから味がついている煮汁で

ご飯を炊くとふっくら炊けないので、炊き上げてから

混ぜるのだと言われました。

説明はこのくらいにして

と言うわけで窯焼きのソウルフードともいえる

味ご飯は各家庭で多少味付けや具材が違うようです。

「やっぱりうちのお袋が作る味ご飯が最高だ」

｢いやいやオレんところのほうが日本一だ」

なんて自慢が始まり

じゃあ味比べをしようということになりました。

どうせなら茶碗も自慢しようと言うことになり

「飯碗・味ご飯対決」が開催されることになりました。

決戦の日は１２月１０日

場所は下石陶磁器工業組合の旧釉薬工場

（今は倉庫として使われているなかなか趣のある建物です）

さあ対決はいかに・・・・・つづく