2008.04.15
花咲かおじさん
やきものに絵をつける手法で銅版というのがあります。
銅版に絵をほってそこに呉須を入れて版画のように和紙に刷り、それを今度はやきものの生地に貼り付けるのです。
まあこの説明は長くなるのでさらっと流して、今日は小兵に出入りしているその銅版やさんのおじさんの話です。
注文した銅版をいつも届けてもらうのですが、そのついでに四季折々の花を届けてくれるのです。
お花屋さんの花ではなく、「その辺の山で取ってきた」枝ものの花です。
よほど花が好きなんでしょうね、きれいな花を見ると人にまであげたくなるくらい。
おかげで、いながらにして、山の四季の移ろいを感じることができるのです。
自然に十分近いところに住みながら、なかなか生活の中に取り入れる余裕がないものです。
おじさんのおかげでそれを楽しむことができるのです。おじさんいつもありがとうございます。