2008.05.15
必見味見お玉立て誕生秘話!!!その2
次に考えたのは、お玉を立てる部分と、
味見をする部分を分けて作る方法です。
味見小皿は最小限の大きさにして、
お玉を支えるスタンドのようなものを作りました。
金属のワイヤー製でこういうスタイルのものは
最近よく見かけますが、陶器でというのはあまりなかったと思います。
お玉立ては本来必需品ではないので、
あると便利、キッチンが楽しくなる、かわいいなどの
コミュニケーション価値がいとなかなか売れないと思います。
そこを意識して、いわばアレッシーのキッチンツールのような
存在感のある形にしてみました。
デザイン的には自分でも気に入っていたのですが、
いざ製造工程を考えると、なかなか思うようにいきませんでした。
成形方法も難しいうえ、焼成のときに写真のように
倒れてしますのです。いろんな方法でやってみたのですが、
デザインがよくても製造工程がうまくいかなくてはなんともなりません。
ということで、これも残念ながらボツ。いつになったら完成するのでしょう・・・
お玉立て人形?
皿は別になっています。
窯の中で熱さに耐えられずふらふらになっちゃいました。