最近、味見お玉立てを見ながらここまでの
道のりを思い出すことがあります。
一つの商品にこんなに時間をかけたのは初めてかも。
自分で毎日使いながらどんどん愛おしくなってきます。
（自己陶酔型？）
その道のりを少しずつご紹介したいと思います。

＜試作第１号　でもね・・・＞

お玉たてを作ろうと思ったきっかけは、
まず自立するお玉たてが欲しかったのです。
○お鍋の中に入れっぱなしにすると蓋が出来ない。
○一度使ったお玉をそのままレンジ台に置くと汚れる。
○小皿を出してその上に寝かせておく。
○味見用の小皿がお玉レスト！
これが、私のお玉使用時の実情でした。
小皿状のものにお玉を立たせようと思って作ったのが
「試作第１号自立お玉たて」です。
ところがこのレンゲのお化けのようなお玉立てでは味見がしにくい
という難点がありました。
自立するという第一の目的は果たしたものの
お玉が倒れないように安定感を持たせるため
重たくなってしまいました。
こんなにゴツくて味見小皿としてはどうなの・・・・？
というわけで、あえなく第１号はボツ

試作第１号｢自立お玉立て」

それからいろいろ考えました。いっぱい考えました。
それでもなかなかいいアイデアは浮かんできません。
ううううう・・・・